「ぞう」が好き?「さい」が好き?

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PTA活動について思うこと

「ぞう」が好きですか?「さい」が好きですか?
3学期に入り最初のPTA運営委員会での校長先生の一言目。

 

「ぞう?」、「さい?」・・・。
お母さん方の頭のなかは「???」。

 

頭の中には大きなゾウとサイ。
どっちかっていうと・・・。
サイ・・・。

 

始業式で子どもたちにお話してくれた校長先生のお話。

「やりなさい」「片付けなさい」「起きなさい」「・・・さい」
毎日お母さんに言われてませんか?


「やるぞう!」「片付けるぞう!」「おきるぞう!」
今年は、頭の中のスイッチを「ぞう!」に切り替えましょう。

と、子どもたちに話したとのこと。

 

さてさて、わが子の頭の中は「ぞう!」に切り替わったのだろうか・・・。
また、右から左。忘れてしまっているような気もするけど。

 

毎月1回、PTA運営委員会に出席している。
今年度は5年生の長男の学年委員。


学年委員の仕事は、PTAの連絡事項を懇談会などで保護者の方に伝えること。
年1回の学年交流会を企画して実施すること。
そんなに毎月大変な仕事がある委員ではない。

 

昨年度は1年生の次男の学年委員を受けていたので、今年で連続2回目。
一年の流れがわかっているので、気楽に月1回の運営委員会に参加している。

 

運営委員では、毎月の学校の行事の予定や、校長先生、教頭先生のお話、各委員の活動報告などがあり、学校や地域、PTAがどうやって連携して動いているかが良く分かる。
子どもたちの活動の様子なども校長先生がお話してくれるので、特別な保護者会に参加しているようで負担というよりは、様子がわかってラッキーくらいな感じである。

 

そろそろ来年度の役員決めの季節。
フルタイムのお仕事をしている方々は頭が痛い季節かもしれない。

 

がしかし、やってみると思っていた以上に大変なことはなく、先生方との交流や保護者同士の繋がりができ、お勧めだ。

子どもたちが楽しく学校生活を送るためのボランティアと思えば、気持ちよく、積極的に楽しんで参加するのがよい。

 

という私も・・・。引き受ける前は「大変そう」「やだな~」と、恐怖のPTA役員だった。


でも、PTA活動に参加してみると、印象は全く変わる。

子どもたちを支えているのは地域であり、学校という社会。
そこへ親も参加して、地域を学校をよくしていこうというボランティア精神で参加しなくてはいけないなと、つくづく思う。

 

わが子だけ良ければいい・・・。は、通用しない。


いじめも学級崩壊も、その社会の中で子供は生活しているのだ。
自分の子どもも、親も当事者。
この社会の中で起こっていることの当事者意識を持ち、みんなが良くしていこうと思わなければ、なくならない連鎖だと思う。

 

大人の世界、政治の世界、会社組織と同じ。

親の背中を見せて子育てをしようと思ったら。


是非、積極的に地域社会、学校活動の中に入って子どもと一緒に活動してくれる保護者が増えてくれたらいいな~と願っている。

 

なんだか語ってしまったが・・・。
子どもとの時間は一瞬。
共有できる時間は限られている。
だったら、少しでも同じ時間を過ごしてみよう。
いつも、そう思っている。