家は子どもたちの安らぎのシェルター
2016年、母としての誓い
七草粥、鏡開き、成人式。1月の行事が一つ一つ過ぎて行き、2016年が動き出していることを実感。
子どもたちの学校も始まり、日常を取り戻しつつあります。
金曜日の始業式の日、小学校から毎月発行される学校だよりが届きました。
校長先生のコラムが掲載されています。
1月号は「手を繋ぐ」すすめ。
校長先生が担任をしている頃、小学校1年生の宿題に「お家の人の膝にのり5分間だっこしてもらうこと」というのを出したそうです。
次の日、子どもたちの顔には満ち足りた笑顔。
高学年の子どもにも、布団をトントンと、叩くだけでもいいからココロを繋ぐ気持ちを忘れないで欲しいと記されていました。
子どもたちは、母の温もりを感じ、優しさに包まれ底なしの安らぎを感じたのでしょう。
子どもたちも一歩外へ出れば頑張っている。
先生の話を聞いて、言われたことをやろうと努力する。
お友達と仲良く遊ぼうと、ちょっと嫌なことも我慢する。
ドキドキしながら手を挙げてみる。
大きな声でみんなの前で発言してみる。
分らないことや、出来ないことや、嫌なことがあっても。
何とか乗り切って一日を追えて家に帰ってくる。
本当は「ふ~、疲れた」って大人と同じような気分なんだと思う。
だから、おうちではちょっと、自分勝手にやりたい放題したいのかな~。
だらだらと、怠けて、ゴロゴロと転がって。
言われたことをすぐにやるのも嫌で。
返事もしないで、右から左に言われたことを受け流す・・・。
それを全て受け入れてあげられるくらい、余裕がある母でいたいけど・・・。
家で母が先生になってはいけないんだろうけど。
子どもたちに過度の期待なんてしてないけど。
でも、やっぱり・・・。
口うるさい母になってしまう・・・。
「・・・やりなさい!」
「早くしなさい」
「テレビ消しなさい!!!」
そんな一日の母の反省も込めて。
夜、寝る前に一度はぎゅ~と抱きしめる。手を繋ぐ、頭をなでなでする。
背中をさせる、肩をポンって叩く。
どんなスキンシップでもいいから、忘れずに欠かさずに。
ぎゅ~と、抱きしめて、受け入れて、伝える。
大好きだよ。大丈夫だよ。そのままのキミでいい。
どんなことがあっても、家は君のシェルター。
安全で、安心で、エネルギーと勇気をチャージするところ。
母としての誓いは、その場所をしっかりと子どもたちに与えること。
2016年。366日。