「育てたように子は育つ」相田みつを

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私の子育て指南書

次男が私に聞いてきた。
「お母さんは僕のこと好き?」

「・・・」言葉を失う私。
どうしてそんなこと聞くの。当たり前じゃない。

 

忙しい夕方、次男のイラっとくる動作や発言に私が答えずにスルーしてしまったことが原因らしい。いつもなら、ここでお母さんは怒るはず・・・。

 

確かめたかったのかな。
注意を惹きたかったのかな。

 

私はハッと気が付き、次男を抱き寄せギューとして耳元でしっかりと伝えた。
「お母さんは海星が世界で一番大好き。とっても大事。どんなことがあっても、海星の見方だし、海星を嫌いになったり絶対にしないよ。大好きだよ」って。

 

もちろん、この言葉は毎日のように言っている。
それなのに、わざわざ質問されるくらい、私は彼を不安にさせてしまったのだろうか。

 

振り返り反省した。

子どはどんな母親でも絶対に嫌いになることはない・・・と聞いたことがある。
実際、虐待を受けている子どもでも母親のことは好きで、自分が悪いことをしたからだと自分を責める子供がほとんどだと言う。

 

無償の愛を教えてくれているのは子ども。

子どもは生まれたまま。その子を生きればいいんだ。

 

相田みつをさんの言葉が思い浮かぶ

力強い筆で一言

「そのままでいいがな」

相田みつを いのちのことば
「育てたように子は育つ」より


育てたように子は育つ―相田みつをいのちのことば (小学館文庫)

 

ときどき振り返り、読み返す本。
相田みつをさんの言葉で自分の子育てを確認する。

「欠点まるがか

えで信ずる」

子育ては「待つ」こと「信じる」こと「受け入れる」ことが大切。

どんなあなたでも全てを受け入れて信じて待っているよ。

 

子どもはその子どもの命いっぱい、生きてくれることでしょう。

お母さんはいつもあなたたちを信じています。
だから、信じた道を行きなさい。
いつも後ろから見守っているよ。

そんな姿勢をいつも見せられる母でいたい。