世界中の子どもたちと手を繋げたなら
子どもと手を繋ぐ幸せ
手を繋ぐのが好き。
外を歩くとき、いつも子どもたちの手を握る。
長男は既にちょっと嫌そう。逃げる・・・時もある。まぁ、それもよし。
寄り添って、肩を並べて歩けるだけでも幸せ。
次男はまだしっかりと私の手を握る。
まだ小さな手。しっかりと柔らかい手の感触を確かめる。
触れ合うことで、ココロが通じることがある。
手を繋ぐ、肩と肩を寄せ合う。抱きしめる。キスをする。
どれも大切なスキンシップ。
私は子どもたちが逃げ回るまで、やり続けるだろう・・・・。
子どもたちの友達や、小学校へ行って接する子どもたちにも私は進んでスキンシップをココロみる。
嫌な子・・・いるだろうか。
がんぱったね~と、頭をなでたり。
肩を叩いて、ねぎらったり。
大丈夫~ってちょっと軽く抱き寄せてみたり。
お母さんじゃない人とのちょっとしたスキンシップ。
それで、ぐっとココロを開いてくれる子どももいる。
「海ちゃんのおかあさ~ん、あのね・・・」って。
ちょっとだけ、私と彼らの距離が縮まる。
私は安心して接してよいカテゴリの大人になる。
人の温もりは癒し。
肌の感触は安らぎ。
大好きだよ、大切にしてるよって手っ取り早く伝える方法。
そんなふうにに、世界中の子どもたちと手を繋ぐことができれば。
その小さな柔らかい手に冷たく重い鉛の銃を握る子どもたちはいなくなるはず。
愛してるよと抱きしめてくれる人がいれば。
人に銃口を向けることはできない。
子どもたちは、まっすぐに純真なココロで大人たちを見ている。
大人は子どもたちの鏡、大人がすることをそのまま真似る。
子どもたちのココロにためらいはない。
ためらいなく放たれる、銃口からの鉛はあまりにも悲しい。
どうか、大人たちよ。子どもたちの手を握り。温めてほしい。
その手に握らせるのは重い鉛ではなく、温かなパンでありミルクてあってほしい。
この空に願うよ。