「がんばらない」けど「がんばる」コツ
時には、立ち止まって深呼吸
物事が思い通りに進まなかったり、いい結果が得られなかったり。
そんな日もあるさ~と。
自分を慰める毎日。
あ~、今日一日、何も進まなかった。
やろうと思っていたことに何も手が付けられなかった。
と、嘆く毎日。
自分の力がないからかな~。
私の力ってこんなもんなの~。
って、超ポジティブ人間の私でもやっぱり落ち込むことはある。
そんなときは・・・。
こういった記事を読み返し、もう一度気持ちをリセットして前に進もうと思う。
「がんばろう」という気持ちは大切。何かをするときのモチベーション。
でも、「がんばらない」自分でも大丈夫と、ゆるく自分を認めてあげる。
「がんばらない」自分の周りにもたくさんの幸せ。
一つ一つ、見落とさないように、ゆっくりしっかり深呼吸をして周りを見渡す。
ほら、ここにも、こんな幸せの笑顔。
それを見つけるとまた、「さぁ、今日も一日がんばろう!」って思えるもの。
こんな本を自分の傍らに置くのもいい。
読んでココロをストレッチ。
さぁ、今日もまだまだ果てしない距離をゆっくりしっかり。
時間がかかってもいい、一歩一歩。自分の足で歩こう。
子供の無駄な時間に育つ展開力と編集力
小学生時代の無駄な時間
週末、長男のピアノの発表会があった。
5年生になり、親の言う通りには動かなくなってきた11歳。
今回の発表会曲も、夏休み頃から練習を始めたものの、一通り弾けるようになると、もう弾けるから大丈夫と、あまり練習に実が入っていなかった。
口うるさく言っても仕方ないと、放っておいた私も、さすがに1週間前からカウントダウン。「大智、後5日だよ。」と、焦らせてもこの時点ではもう遅い。
とにかく、自信を持って、曲を歌うように弾けば大丈夫!って、アドバイスにもならないアドバイスをして送りだした。
本番に強い長男。
当日は、最高の出来だったと思う。早いアップテンポの曲だったので、2か所くらいミスタッチがあったが、何よりも曲の表現が素晴らしかった。キータッチが力強く、テンポに乗れていたので、聞く人の気をそらすことなく最後まで弾き上げた。
親だからだと思うが・・・。
感動した。
すごいな~、コイツ。
長男曰く「サッカーと、勉強と、英語は出来るようになりたい」「でも、ピアノは上手にならなくてもいい」と。
夏休みにピアノの練習について私が強く言った時に宣誓されていた。
ピアノは楽しいから今は止めないけど、すっごく上手になりたいわけじゃないからって。
そう言われたら、こちらもなんとも言えない。
私はピアノは止めてほしくない。なるべく長く細く嫌いにならずに続けてほしいと思っている。
長い人生、ピアノが彼を助けてくれることがあるかも・・・知れない。
これから大人になっていく中で、無駄なことを真剣に、時間をとって、お金をかけて出来るのは小学生くらいではないだろうか。
学生になれば勉強、部活。社会人になれば仕事に時間がとられ、そして家庭を持てば自分の趣味にかけられるお金も限られてくる。
子どもの今、沢山の無駄と思える時間が後の人生に彩りを添えてくれることを私は身をもって感じている。
だから、今、沢山の無駄な時間を過ごしてほしい。
友達と、暗くなるまで外で遊ぶことも大切な時間。
勉強とは直接つながらないお稽古事、それが色々な形でその子の肥やしになっていく。
最近は教育についても様々な気になる記事がある。
▼学歴主義が廃れる時代に子どもを育てる心得 by東洋経済オンライン
▼藤原和博のデザインワーク
どの記事も、今後子供たちに求められるスキルが今までの価値観の中で教えられてきたものから変化しているということ。
一つの正解だけを追い求めるのではない、正解のない時代。沢山の情報を集め、それを繋げて展開していく力が必要だと。
今、子どもにとって何が必要か、親も一緒に学んでいかなければ。
朝起きて顔を洗って鏡の前で笑ってみる
私が私のままでいる理由
よし、頑張ろう!と、思ったときの応援ソング。
私の場合は
「どんなときも」槇原敬之
この曲は、米国留学時代、インテリアデザインを学びながら一人暮らしをしていたアパートの部屋で、課題プロジェクトを作りながら毎晩リピートして聞いていた曲。
その頃付き合っていた彼(主人です)から送られてきたカセットテープの中に入っていた1曲。
”鏡の前笑ってみる まだ平気みたいだよ”
今でも、時折この歌詞が頭の中をリピートする。
毎朝、鏡の前で顔を洗って素顔の自分を確認する。
そして私は自分に笑いかけてみる。
自分の笑顔を確認。
よし、大丈夫!
これが私の日課。
すっぴんの自分の顔。
シミもシワも。年齢と共に増えてきた。
お化粧をしないで人に会うのは失礼だわ・・・。と、正直思う。
それでも、私は自分のこのすっぴんの笑顔がどんどん好きになっていく。
不思議。
歳を重ねて、主人と結婚をして、子どもを産んで、もうすでに人生80年、90年の折り返し地点を通過した。今の自分。
いっぱい失敗もした。
上手くいったことなんて、たぶん数えるくらい。
失敗のほうが多いから、今もまたゼロからのスタート地点にいるんだと思う。
ふと、振り返った時に、あれ、私、大丈夫か・・・?って思うんだけど。
それでも、不思議と大丈夫、何とかなるさって。根拠もなく確証もない自信。
私はありのままの自分を受け入れることができたんだと思う。
主人と出会い、子どもを産んで、沢山の人に支えられて。
あ、こんな私でいいのねって。そう思える沢山の出会いがあったんだと思う。
素顔の私を受け入れてくれる人が回りにいるんだって安心感かな。
今日、ふと目にした記事。
栗原はるみさんも、普段からすっぴんを心がけていると何かのインタビュー記事で読んだ覚えがある。
すっぴんの自分を受け入れる。
私はこれで大丈夫って思える自信。
それは、隣の人の笑顔かな。
隣で一緒に笑ってくれる人が一人でもいれば、それでいいんだ。
私が私のままでいる理由。
「育てたように子は育つ」相田みつを
私の子育て指南書
次男が私に聞いてきた。
「お母さんは僕のこと好き?」
「・・・」言葉を失う私。
どうしてそんなこと聞くの。当たり前じゃない。
忙しい夕方、次男のイラっとくる動作や発言に私が答えずにスルーしてしまったことが原因らしい。いつもなら、ここでお母さんは怒るはず・・・。
確かめたかったのかな。
注意を惹きたかったのかな。
私はハッと気が付き、次男を抱き寄せギューとして耳元でしっかりと伝えた。
「お母さんは海星が世界で一番大好き。とっても大事。どんなことがあっても、海星の見方だし、海星を嫌いになったり絶対にしないよ。大好きだよ」って。
もちろん、この言葉は毎日のように言っている。
それなのに、わざわざ質問されるくらい、私は彼を不安にさせてしまったのだろうか。
振り返り反省した。
子どはどんな母親でも絶対に嫌いになることはない・・・と聞いたことがある。
実際、虐待を受けている子どもでも母親のことは好きで、自分が悪いことをしたからだと自分を責める子供がほとんどだと言う。
無償の愛を教えてくれているのは子ども。
子どもは生まれたまま。その子を生きればいいんだ。
力強い筆で一言
「そのままでいいがな」
相田みつを いのちのことば
「育てたように子は育つ」より
育てたように子は育つ―相田みつをいのちのことば (小学館文庫)
ときどき振り返り、読み返す本。
相田みつをさんの言葉で自分の子育てを確認する。
「欠点まるがか
えで信ずる」
子育ては「待つ」こと「信じる」こと「受け入れる」ことが大切。
どんなあなたでも全てを受け入れて信じて待っているよ。
子どもはその子どもの命いっぱい、生きてくれることでしょう。
お母さんはいつもあなたたちを信じています。
だから、信じた道を行きなさい。
いつも後ろから見守っているよ。
そんな姿勢をいつも見せられる母でいたい。
ノッポさんから”小さな人”の親たちへ
高見のっぽさんからの言葉
「できるかな、できるかな、はてさてほほ~」って、懐かしいメロディー。
40代のお母さん方なら、すぐに思い浮かぶ、あのメロディーととんがり帽子のおじさん。
そんなノッポさんからの素敵なメッセージを見つけた。
「ジャーナルM ノッポさんから、あの頃小さかった人たちへ」
http://www.asahi.com/articles/ASHCW5GZ2HCWUEHF00R.html
子どもは小さな人。
いつも一人の人として尊敬して接すること。
子どもに尊敬語を使ってみる。
「これをしていただけませんか?」と、
切なる母の願いとして、お願いする。
「もしかしたら、この小さな人は自分よりすごいかもしれない」
「自分よりこの子どものほうがいい人間かもしれない」
ノッポさんのお父さんは一生涯、ノッポさんをこのように買いかぶってくれたと、お話されていた。
それがゆえに、ノッポさんはその人の下で「安心して気楽に」過ごせたと。
ダメな時もダメと思わない。
絶対的な安心感を抱ける場所。
真っ直ぐな瞳でノッポさんは私たちに問いかける。
「あなたはいいお母さんですか?いいお父さんですか?」
そして、「どうかいいお母さん、いいお父さんでいてください」
と、メッセージを残して。
私の小さな人たちにも、この姿勢で、この気持ちで接しよう。
私はこの小さな人たちからたくさんの愛をもらっている。
たくさんの幸せを分けてもらっている。
たくさんのことを教えてもらっている。
この小さな人たちは、私が忘れてしまったキラキラで透明なココロを持っている。
「ありがとう」いつもその気持ちを忘れない。
戦争も殺し合いもない世界を願って
74年前の12月8日を忘れない
日曜日の夜。静かに一人でお風呂に入る。
平日は子どもたちと賑やかにせわしなく過ぎて行くお風呂の時間。
週末は、ホッと一息、読みたい本や雑誌や新聞を手に長湯する。
新聞を眺めながら、お風呂の中の世界地図を見る。
世界の中の日本。小さな島国。
今、世界が注目する中東、西アジアの地から距離は遠く、様々な雑音は届きにくく、感覚を鈍らせる。
ヨーロッパの国々はより直接的なかかわりを強めている。
遠い国の出来事ではない。隣の国で起こった悲劇のために、友人として黙ってはいられないと言うかのように。
日本と同じ敗戦国、ドイツでも、一歩二歩。世論を背景に隣国と足並みを乱さぬようにと、慎重な一歩が踏み出されている。「侵略戦争を放棄する基本法」を持つ国。そのの重みを忘れないでほしい。
もし、日本の隣国で、日本で同じようなことが起こった時、日本人はどんな判断を下すのだろう。
「戦争はしない」と誓いをした国。
「戦争はしない」と、教育を受けた国の人々。
時代は動いている、世界の流れは変わってきていると、言う人もいる。
それでも、人間として、守らなければいけないルールは変わることはない。
どんな時代でも、どんなに時が流れても。
人は人を殺してはいけない。
だれも、人の命を奪ってはいけないのだ。
どんな理由があったとしても。
人として、普遍的な約束。
74年前の12月8日。間違った判断を下してしまった日。
その日を、それからの日本が歩んできた道を忘れないでほしい。
日本から笑顔が消えた日々。
悲しみに涙した日々。
誰の子どもも殺されてはいけない。殺してはいけない。
戦争は殺し合いでしかない。
何も解決はせず。悲しみだけが残るのだ。
日本人として誇りを持ち、武器を持たず、戦わず、毅然とした態度で世界中の人と話ができる国であってほしい。
仲良しのお友達に引きずられて、やりたくないけど、やらされました・・・なんてことが、無いように。お母さんは祈っている。
育児も仕事も、一瞬一秒を無駄にしない
寝てない母の独り言
久しぶりのほぼ徹夜だ。
作業の時間をだいたい見越していたのだが・・・。
おとといの夜は次男に布団に誘われて負けてしまった。
「お母さん、一緒に寝よ」「絵本選んだから一緒に読も」と、言われたら・・・。
やっぱり行ってあげたいじゃない。
ここで、「今日だけ、お母さんお仕事があるから」と、我慢させて一人で寝かすか。
迷った。でも、次男の誘いはやっぱり断れなかった。
こんな時間、もう二度と戻ってはこないのだから・・・。
仕事のファイルを布団に持ち込み、絵本を私に音読してくれる横で資料をぺらぺらとめくる。
4冊も、本棚から絵本を選び、抱えて布団に入ってきた次男。
その姿がかわいくて。
上手に絵本を読むようになった。一生懸命私に読んでくれている。
一緒に絵を見て、彼の言葉を聞きたい。
だから、すぐに資料は枕元へと押しやり。一緒に絵を見ながらページをめくる。
4冊目はほとんど覚えていない。
次男にすっかり寝かしつけられてしまった。
それが余りに心地よく。起きなくては・・・という気持ちを書き消してしまった。
至福の夜。
の、次の夜の徹夜。
仕方あるまい。
やはり、子どもがいなかった時とは時間の自由度が違う。絶対に仕事ができない時間があるのだ。
何のために自宅で仕事を選んだのか・・・。と、思うと、やっぱり家事も子どものこともしっかりやりたくなってしまう。
それが私が選んだ道。
泣き言を言わないで、徹夜なんていくらだってする。子どもたちと一緒の時間を楽しみたいから。
そうそう。こんな手法も取り入れて。
とにかく無駄な時間を省かなくてはいけない。
昔、母がよく私に言っていた言葉を思い出す。
「一瞬、一秒無駄にしない」
母もそうやって、父の仕事を手伝いながら4人の娘を育てたのだろう。
私なんて、全然甘い。そう思うと背筋が伸びる。まだまだ頑張れる。
こんなライフハックもいい。
あ~、ライフハックでうまくいく人生なんてないんだよな。
と、寝ていない頭で文章を書いている。
午後からは長男の学年交流会。私が学年委員です。寝ていない頭で仕切らなくては・・・。
その後、懇談会、学年委員会反省会、PTA説明会・・・。と、5時過ぎまで続く。
今晩は絶対早く寝よ!
それでは、よい昼食を!